現場で他職種の人たちと気持ちを通じ合わせながら、コミュニケーション力が上がったかな…という成長を感じます
佐野航平
工事部 入社6年目
大学時代は電気電子工学科を専攻していましたが、電気系の就職先にはあまりこだわっていませんでした。でも、ある説明会で旭日電気のブースに立ち寄ってみたら、採用担当の方がすごくフレンドリーに接してくださり、かしこまらずに何でも気さくに話ができて、雰囲気がとてもいい会社だな…と感じて入社を決めました。4月の入社後は、ビジネスマナーや業務知識を学ぶ約2カ月間の導入研修を経て、6月半ばから実際に現場配属となりました。都内の二子玉川にあるスポーツジムの新築現場が最初で、地下3階と地上3階の大きな建物でした。現場でイチから仕事を教わる毎日を経て、9月から12月までは北区王子のオフィスビルの現場に異動。その後、1月から3月まで再び本社で研修を行いました。そこでは、CADや積算など業務中心の研修内容でした。いったん現場を経験した後での研修でしたから、内容をより理解できたように思います。今の新入社員も1年目の12月には現場から本社に戻って同じような研修を行うと聞いていますから、きっと有意義な学びになると思いますよ。
やりがい
現在は、晴海にあるオリンピック関連施設の現場で仕事をしています。前日に作成した資料をもとに職人さんと打ち合わせをしたり、担当の現場を見て回りながら、工事の進捗などを監督していく施工管理が中心です。 関連施設2棟のうち、私は主任として1棟の現場を担当。来年の本番を控え、オリンピックの関連施設の建設工事は注目を集めている現場でもあり、みんな仕事のモチベーションは上がっています。実際の作業では、建築であればコンクリート打設、電気のケーブルのルートを造るための配管工事など、他職種の人たちとの円滑な連携が欠かせません。意思の疎通を上手にとりながら、当社の管轄である電気工事を工期に沿って進めていきます。現場の職人さんは、確かに強面の人もいますが(笑)、話してみたら紳士な人が多いんですよ。お互いの気持ちが通じ合う中で一緒に作業を進めていくのは楽しく、すべての工程をクリアして、電気が通って建物が完成したときには格別の達成感があります。現場の職人さんから、「頑張ったな」「ありがとう」と言葉をかけてもらったときは、すべてが報われるようなうれしさがありますね。
先輩社員の真似をしながら、 自分から話しかけていくよう努力。
入社6年目となり、今は次席というポジションで責任のある仕事を任せてもらっています。当然1年目や2年目とは違い、いろんな面で成長できたと思いますが、とくにコミュニケーション力については上がったかな…と思います。私自身、もともと人と話すのは上手なタイプではなかったのですが、現場では作業員の方と頻繁に話をしていかなければ務まりません。最初は先輩社員の姿を見て、その真似をするところから入っていき、少しずつ自分から話していくよう心がけていきました。そうすると、相手の職人さんにも気持ちが通じて、言葉をかけてくれるようになるものです。たとえ話すのが得意でなくても、意識の持ち方次第でできるようになりますし、周りの社員がサポートしてくれるので心配は無用ですよ。 今後は、体育館やオフィスビル、銀行やデパートなど、マンション以外の電気工事をいろいろ手掛けてみたいです。そして、以前一緒に仕事をした職人さんともう一度仕事をして、自分がどのくらい成長できたか知りたいですね。今度は職人さんたちとどんな話ができるかが楽しみです。きっとそこには、以前と違う自分がいる…という自信が、少しはありますから。